気管支炎になった。
この時期、空気が急に冷たくなる。
まるで冷凍庫を開けたときに感じる空気のようだ。
冬に向かうこの時期、私は必ず風邪をひく。
部屋の中は暖房が入っていて24度と温かいので、
つい薄着をして外出してしまうからだ。
軽い風邪と思ってそのまま部屋で薄着をしていたら、
こじれて気管支炎になった。
こういうとき、
うちではロシアの昔からの治療法を薬と一緒に行う。
まず紅茶に蜂蜜かマリーナ(キイチゴの実)のジャムを入れて飲む。
熱が出たときに失われる水分とビタミンCを補うためだ。
熱があって食欲のないときも、
これさえ飲んでいればインフルエンザでものりきれる。
次に、様々な草花を煎じたお茶を飲む。
こういうものをロシアではたくさん売っている。
私は胸の痛みと咳を軽くするためのものを飲んでいる。
飲みやすいものもあれば飲みにくいものもあるが、
これが結構よく効く。
そして汗をかくために飲まされるのが、
熱いミルクにとかしたバターと蜂蜜を入れたもの。
私はバターはちょっと苦手なので、
蜂蜜だけを入れる。
それでもよく効いて、
今も汗だくになってブログを書いている。
喉にはカレンドゥア(キク科キンセンカ属の植物)の液を
塗った包帯を巻いて、湿布をして喉の痛みをとっている。
頭からは汗がだらだら流れ落ちるくらいだ。
朝、38度以上あった熱も、今は36度台になった。
「どんどんよくなるぞ〜」という気がする。