ぶか~しゅか の ひとり言 (from:モスクワ)

ロシアは日本人にとっては知らないことが多い国。日本の考え方は100パーセント通じない国。でも見かたを変えれば、面白いことも多い国。ロシア人のなかで暮らす日本人の私が、見て感じたロシアをそのままに書いてみたいと思います。

2014-01-01から1年間の記事一覧

間違いについてのお詫び

今日の記事でコケモモと書いた実は、じつはビルベリーの間違いでした。 研究社のロシア語辞書にはブルーベリーの一種コケモモと書いてありますが、 これは間違いです。 私の書いた記事の実はビルベリー。 ロシア語ではチェルニーカといいます。 このチェルニ…

ビルベリー(チェルニーカ)

ロシアのデザートで今はまっているものがある。 それは、 ビルベリーのヨーグルトとビルベリーのトゥバロージェック。 トゥバロージェックはカッテージチーズをムースにしたようなもの。 それにお砂糖で甘く煮たビルベリーが入っている。 このビルベリーはブルーベ…

雨の日に思うこと・・・

昨日は朝から雨。 雨の中、ロシアの男性たちは傘なしで歩いている人が多い。 コートにフードが付いていて、それを被って雨の中を歩いているならまだわかる。 皮ジャンを着て、髪を濡らしながらも平然と歩いている男性。 雨だからって 小走りになることもない…

ロシアの人々の休日の過ごし方

今日から5月の連休が始まる。 祝日を楽しむ人々の写真を撮りたくて、 主人と2人で自転車で、全ロシア展示会センターへ出かけた。 全ロシア展示会センターは広大な敷地の中にある。 その敷地の中には遊園地や公園もあり、 様々な催し物をやっている。 春の催…

祝日の前夜に思うこと

祝日の前夜に思うことがある。 私がロシアに住むようになってからず~っと聞こえていた叫び声が、 ここ何年か聞こえなくなった。 この叫び声は、 祝日の前夜に奥さんのもとを抜け出した男たちが 裏の駐車場やガレージに集まって酒盛りをするときの叫び声だ。…

昔の家族・・・、そしていまの家族・・・

adatarayamaさんのみゅの写真を拝見していて、昔の家族を思い出した。 猫のチーナは女の子だった。 頭がよくてショスタコービッチを聴くと、曲に合わせてよく鳴いた。 ラムゼイは気持ちの優しい犬で、夜中に私がお手洗いに起きたとき踏んづけても 痛みを我慢…

5月の連休が始まる

今年の5月の連休は結構長い。 5月1日は『春と労働の日』、 2日は今年の1月4日が土曜日だったことから、 代わりに5月2日を休日として、3日、4日が土・日で4日間の休み。 そして9日が『戦勝記念日』、10日、11日が土・日で3日間と 合計7日間の連休だ。 ロシア…

近所の風景とよく行くスーパーの写真

今日は昔を思い出していて ブログを書く時間がなくなってしまったので、 もうすぐ5月の連休を迎えるモスクワの近所の風景と、 私がよく行くフランス資本の大型スーパーの写真を載せます。 このところの晴天で、公園も緑が美しくなってきました。 日中は道路が…

ロシアの女性たちの服装

春になって日差しが強くなってくると、 木々の緑や花々がつぼみをつけるよりも早く、 ロシアの女性たちの服装が華やかになる。 春の明るい日差しの中で合う色は、やはり明るく華やかな色。 そして夏に向かうにつれ 女性たちの服装は露出度が高くなり、 女の…

春になると思い出す、あの旅の出来事・・・

春がくると思い出す出来事がある。 主人と知り合ってまもなく、ペレスラブリへ初めて2人で旅行したときのこと。 ペレスラブリはモスクワから北東へ140キロにある、小さな町。 ピョートル大帝が自分で作った船による船隊を浮かべたという美しい湖がある。 そ…

無料の医療ってなんなの!?

昨日、主人が職場の同僚セルゲイから聞いた話。 セルゲイの従兄弟が腸管閉塞(たぶん)で入院した。 従兄弟の話だと、手術のために腸管を広げるためなのか、穴を開けるためなのか、 その為の鉄のチュウブを購入しないといけないらしい。 30,000ルーブル(現…

春に見る光景

モスクワは復活祭の日から日差しが ぐ~んと暖かく、いや、暑いくらいになり、 街の木々も緑色になってきた。 気温はすでに21度。 夜は9時まで薄明るい。 ロシアの人々は散歩が好き。 夕飯を終えた後などに、 恋人同士や夫婦で、または家族一緒にゆっくりと…

不思議なトイレ・・・

3月の初めにモスクワへ戻ってから、気になることが一つあった。 それは、すぐ近くの公園に突然出現したトイレ。 公衆便所。 軽乗用車の車庫のような、鉄でできた小屋。 扉の横にいくつかボタンがあって、多分、お金を入れてボタンを押すと開くのだろう。 ・…

昔、ドストエフスキーを読む決心をしたときのこと・・・

まだロシア語を学んでいなかったときのこと。 母がロシア文学の愛読者で、ドストエフスキーを読んでいない私に、 「教養が足りない」というので、 母のもっていたドストエフスキーの本(和訳)の中から一番薄い本を選んで、 美容院でパーマをかける間に読ん…

復活祭の前に、食べてしまった・・・

20日の日曜日は復活祭。 ロシア正教では重要な日だ。 その復活祭に向けて、スーパーではクリーチという卵を沢山使ったパンを売っている。 このクリーチを 敬虔なロシア正教の信者達は19日に教会へ持って行って祭壇で清めてもらい、 20日の早朝からカゴールと…

自分で髪を切った

モスクワでは、私は自分の髪を自分で切る。 以前は背中の半分まで長かった髪も、歳をとって少なくなってきたので、 数年前に思い切って髪を切ることにした。 ちょうどペテルブルグへ旅行したときのことだ。 親戚の友達がペテルブルグで美容師をやっていると…

モスクワ道路事情

(昨日書いたモスクワ道路事情の記事が消えてしまったので、また書くことにした。)モスクワの道路事情はひどいものだ。 週末には郊外の家へ車で行くのだが、渋滞ばかり。 だから金曜日は夜11時をまわってから出かける。 モスクワの渋滞は朝から晩まで続く。…

モスクワ郊外の家

金曜日は毎週、夜から2日間、 モスクワ郊外の主人の叔母さん(92歳)が住んでいる家へ行ってお手伝いをする。 92歳のベラおばあちゃんは目が見えないのだけど、食事の準備以外は全て自分でする。 しっかりしたおばあちゃん。 尊敬してます。 モスクワ郊…

大型スーパーへ買い物に行った。

今日は金曜日。 金曜日は、いつも主人と一緒にスーパーへ買い物に行く。 車で1週間分の買い物をするのは、今の私の一番の楽しみ。 家で毎日翻訳ばかりしてると、食べることだけしか楽しみがない。 大型スーパーはフランス資本のものだけど、 ヨーロッパから…

4月のモスクワの空

モスクワは晴れ。気温は4度。 まだまだ帽子とコート無しでは外を歩けない。 クリミア問題でゆれるロシアは、これからどうなっていくのかしら。 私の不安な気持ちとは裏腹に、今日もモスクワはカラッと晴れている。

日本へ3ヶ月帰国したときのこと

母が股関節の手術をするので、 主人と2人、3ヶ月間日本で両親の介護をして過ごした。 母の退院後のリハビリは、家の近所を毎日歩行器で歩くことだった。 リハビリには朝の日差しの中を歩く方がいいだろうということで、 朝食を作るのに忙しい私に代わり、 ロ…