ロシアの夏の冷たいスープ
夏のロシアはやはり暑い。
ロシアでは、昼はスープのついた食事を必ず取る。
だから夏には冷たいスープがメニューに加わる。
夏の冷たいスープは、よく知られたところで2種類ある。
スビョークラ(ビーツ)で作るスベコーリニック。
クワス(ライ麦と麦芽を発酵させた飲み物http://bukaashuka.hatenablog.com/entry/20110816/1313492067)で作るアクローシュカ。
どちらも酸味のある冷たいスープだ。
スベコーリニックの作り方(4人分)
スビョークラ : 2個(大きいもの)
きゅうり : 3本
卵 : 2個 ~3個
ウクロープ(Dill) : 適量(ある程度入れたほうが美味しい)
わけぎ : 適量(多目の方が美味しいと思う)
レモン : 半分
肉 : 適量(好みによって入れなくてもよい)
(牛肉かソーセージあるいはハムのゆでたもの)
酢 : 適量 (米酢をつかったら美味しかった)
塩 : 適量
胡椒 : 少々
からし : 適量 (和風からしは辛味が強いので洋風からしがよい)
スメタナ : 1個
(サワークリーム)
クワス : 適量 (クワスは無くてもよい)
1.スビョークラは皮をむいてゆでる人と、皮をむかないでゆでる人と両方いる。
どちらがいいかはわからない。
スビョークラをゆでて、皮をむいてある場合はその汁をとっておき、
スビョークラを取り出し、細かく切ってその汁に入れる。
皮をむかないでゆでた場合は、皮をむいて細かく切り鍋に入れる、
そこにスープに必要なだけ水をたす。
卵は固ゆでにし、細かく切るか、つぶして細かくし、1.の鍋に入れる。
きゅうりとDill、わけぎもみじん切りにして1.の鍋に入れる。
肉を入れる場合はゆでて細かくして1.の鍋に入れる。
クワスを適量1.の鍋に足す。クワスは入れなくてもレモンと酢を足すことで美味しくなる。
レモン、酢、塩、胡椒、からしを入れ味をととのえる。
ある程度おいてから食べると美味しくいただける。
こういう美味しいスープがあるから、暑いのに食欲が出て、
私は最近2キロも太ってしまった。
今日もスベコーリニックをソーセージと一緒に食べた。
美味しかった~。