ぶか~しゅか の ひとり言 (from:モスクワ)

ロシアは日本人にとっては知らないことが多い国。日本の考え方は100パーセント通じない国。でも見かたを変えれば、面白いことも多い国。ロシア人のなかで暮らす日本人の私が、見て感じたロシアをそのままに書いてみたいと思います。

ロシアの夏の冷たいスープ

夏のロシアはやはり暑い。

 

ロシアでは、昼はスープのついた食事を必ず取る。

だから夏には冷たいスープがメニューに加わる。

 

夏の冷たいスープは、よく知られたところで2種類ある。

スビョークラ(ビーツ)で作るスベコーリニック。

クワス(ライ麦と麦芽を発酵させた飲み物http://bukaashuka.hatenablog.com/entry/20110816/1313492067)で作るアクローシュカ。

どちらも酸味のある冷たいスープだ。

 

スベコーリニックの作り方(4人分)

 

スビョークラ    : 2個(大きいもの)

きゅうり           : 3本

卵                    : 2個 ~3個

ウクロープ(Dill) : 適量(ある程度入れたほうが美味しい)

わけぎ             : 適量(多目の方が美味しいと思う)

レモン              : 半分

肉                     : 適量(好みによって入れなくてもよい)

(牛肉かソーセージあるいはハムのゆでたもの)

酢                     : 適量 (米酢をつかったら美味しかった)

塩                     : 適量

胡椒                 : 少々

からし               : 適量 (和風からしは辛味が強いので洋風からしがよい)

スメタナ            : 1個

(サワークリーム)

クワス               : 適量 (クワスは無くてもよい)

 

1.スビョークラは皮をむいてゆでる人と、皮をむかないでゆでる人と両方いる。

どちらがいいかはわからない。

スビョークラをゆでて、皮をむいてある場合はその汁をとっておき、

スビョークラを取り出し、細かく切ってその汁に入れる。

 

     皮をむかないでゆでた場合は、皮をむいて細かく切り鍋に入れる、

そこにスープに必要なだけ水をたす。

 

卵は固ゆでにし、細かく切るか、つぶして細かくし、1.の鍋に入れる。

 

きゅうりとDill、わけぎもみじん切りにして1.の鍋に入れる。

 

肉を入れる場合はゆでて細かくして1.の鍋に入れる。

 

クワスを適量1.の鍋に足す。クワスは入れなくてもレモンと酢を足すことで美味しくなる。

 

レモン、酢、塩、胡椒、からしを入れ味をととのえる。

 

ある程度おいてから食べると美味しくいただける。

 

こういう美味しいスープがあるから、暑いのに食欲が出て、

私は最近2キロも太ってしまった。

今日もスベコーリニックをソーセージと一緒に食べた。

美味しかった~。

f:id:bukaashuka:20140705050502j:plain

f:id:bukaashuka:20140705050531j:plain