ぶか~しゅか の ひとり言 (from:モスクワ)

ロシアは日本人にとっては知らないことが多い国。日本の考え方は100パーセント通じない国。でも見かたを変えれば、面白いことも多い国。ロシア人のなかで暮らす日本人の私が、見て感じたロシアをそのままに書いてみたいと思います。

ロシアの女性たちの服装

春になって日差しが強くなってくると、

木々の緑や花々がつぼみをつけるよりも早く、

ロシアの女性たちの服装が華やかになる。

 

春の明るい日差しの中で合う色は、やはり明るく華やかな色。

 

そして夏に向かうにつれ 女性たちの服装は露出度が高くなり、

女の私でさえ目を見張るものがある。

だから、

もしロシアへ旅行されるのであれば、春から夏にかけてがお勧め。

 

ロシアの女性たちは美しい。

顔立ちだけでなく、自由に自分の着たい物を着ている感じだ。

それが私には羨ましい。

 

お腹が多少出ていようと、ウエストが多少太かろうと、

暑いときはお腹を出す。

 

足なんか太くったって、バンっとモモから見せれば太さだって均等にそれなりによく見える。

 

格好よりも、セクシーさなんだ。

と、思う。

 

私がお腹の出てきたことを気にして

腰まであるダブッとした服を着ていたら、

ある日主人が不満そうに言った。

 

「君の服は、ずだぶくろのようだ。もっと身体の線を出した方がいい。」

 

私だって、

身体の線を出せるくらいなら出してみたい・・・。

 

と、そんなある日、

買い物に出かけた帰りに ほろ酔い加減の男が私の大きくなってきたお尻を

「ハラシャ~!(いいね~!)」

と言ってバフッと触った。

 

あまりにおおっぴらに触られたので、私は声も出せず あっけにとられて立っていた。

 

それを主人に話したら、

 

「君はそのことを誇りに思わなくちゃ!」

と、嬉しそうに言う。

 

「魅力があるから触ったんだろう。よかったじゃないか。」

と、

意外な言葉が返ってきた。

 

妻が知らない男に身体を触られたのに、何で憤慨しないのか!

 

考えてみると、

ロシアの男性にとって女性は、

たとえ妻であっても

他の男性から見てセクシーに見えることが大事なのかもしれない。

 

日本人の

「隠された美しさ」 というのは、わからないのかもしれない。

と思う。

 

追伸: 今日は金曜日。またモスクワ郊外へ出かけます。

           モスクワ郊外には インターネットがないので、PCを見ることができません。

           私のブログを覗いて下さった方々、ありがとうございます。