ぶか~しゅか の ひとり言 (from:モスクワ)

ロシアは日本人にとっては知らないことが多い国。日本の考え方は100パーセント通じない国。でも見かたを変えれば、面白いことも多い国。ロシア人のなかで暮らす日本人の私が、見て感じたロシアをそのままに書いてみたいと思います。

復活祭の前に、食べてしまった・・・

20日の日曜日は復活祭。

ロシア正教では重要な日だ。

その復活祭に向けて、スーパーではクリーチという卵を沢山使ったパンを売っている。

このクリーチを

敬虔なロシア正教の信者達は19日に教会へ持って行って祭壇で清めてもらい、

20日の早朝からカゴールという甘いワインと一緒に食べる。

 

 

スーパーで、今日できたてのクリーチを見つけた。

おばさんが熱心に選んでいるから、私も横に並んで選び出すと、

「これは今日作ったものだからね、美味しいよ。家の娘なんか一個食べちゃったんだから。」

おばさんはそう言って2個も買っていった。

 

私も早速1個買ってきて、テーブルの上に置いた。

ちょっと開けてみよう。

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中身が知りたくて切ってみた。

干しぶどうが入ってる!

 

クリーチはパンだけど、中は少しパサパサだからな~

あ、お隣さんからいただいたラム酒をかけたら美味しいかも!

 

ラム酒をかけてみた。

飴色にパン生地が染まって美味しそうだ。

このまま置いておくとまたパサパサになるだろう・・・食べてみよう。

 

 

そうして、買ってきたクリーチは半分になってしまいました。

 

また買いに行かなくちゃ。