ぶか~しゅか の ひとり言 (from:モスクワ)

ロシアは日本人にとっては知らないことが多い国。日本の考え方は100パーセント通じない国。でも見かたを変えれば、面白いことも多い国。ロシア人のなかで暮らす日本人の私が、見て感じたロシアをそのままに書いてみたいと思います。

ロシアの病気の治し方

気管支炎になった。


この時期、空気が急に冷たくなる。
まるで冷凍庫を開けたときに感じる空気のようだ。


冬に向かうこの時期、私は必ず風邪をひく。
部屋の中は暖房が入っていて24度と温かいので、
つい薄着をして外出してしまうからだ。
軽い風邪と思ってそのまま部屋で薄着をしていたら、
こじれて気管支炎になった。


こういうとき、
うちではロシアの昔からの治療法を薬と一緒に行う。


まず紅茶に蜂蜜かマリーナ(キイチゴの実)のジャムを入れて飲む。


熱が出たときに失われる水分とビタミンCを補うためだ。
熱があって食欲のないときも、
これさえ飲んでいればインフルエンザでものりきれる。


次に、様々な草花を煎じたお茶を飲む。


こういうものをロシアではたくさん売っている。
私は胸の痛みと咳を軽くするためのものを飲んでいる。
飲みやすいものもあれば飲みにくいものもあるが、
これが結構よく効く。


そして汗をかくために飲まされるのが、
熱いミルクにとかしたバターと蜂蜜を入れたもの。


私はバターはちょっと苦手なので、
蜂蜜だけを入れる。
それでもよく効いて、
今も汗だくになってブログを書いている。


喉にはカレンドゥア(キク科キンセンカ属の植物)の液を
塗った包帯を巻いて、湿布をして喉の痛みをとっている。
頭からは汗がだらだら流れ落ちるくらいだ。


朝、38度以上あった熱も、今は36度台になった。
「どんどんよくなるぞ〜」という気がする。


主人が 
「いいかげんにしろ!」  と叫んでいるので、
今日はこれで。
下の写真はせんじ薬。その下の写真はマリーナ。